第65回アメリカスポーツ医学会年次集会に参加しました。
2018年6月6日
小熊准教授と齋藤助教が、2018年5月29日から6月2日にアメリカ合衆国(ミネアポリス)で開催された第65回アメリカスポーツ医学会年次集会に参加しました。
小熊准教授は、Exercise is Medicine(EIM)というアメリカスポーツ医学会が先導する国際的なプロジェクトのセンター代表会議に関係者として参加し、各国の取り組みについて意見交換を行いました。
EIMは、身体活動や運動に関する安全管理や運動療法・運動プログラムを医療の一部として含むことを奨励し、医師や医療従事者、運動指導者が一体となって健康維持・改善を目指す取り組みです。
法律や制度、環境などを考慮して、日本や各国に合った形でEIMを進められるとよいと感じました。
齋藤助教らの発表では、ふじさわプラス・テンの研究成果を報告しました。本発表では、プロジェクトに参加いただいている高齢者グループの皆さんの身近な場所で主体的に行うグループ運動の変化を報告しました。1年間グループ運動を続けた皆さんは、身体活動量の維持や体力の向上が見られました。また参加者の皆さんからのプラス・テンの周囲への普及状況も報告しました。
国内外の研究者との議論および身体活動促進に関するシンポジウムなどから、プロセスも踏まえた評価を行い、プロジェクトを改善していく重要性を改めて感じました。