活動目的

KEIO SPORTS SDGs とは

KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は慶應義塾のスポーツ・運動・身体活動を担う専門部門と関連分門の、横断型連携プロジェクトです。

健康マネジメント研究科、スポーツ医学研究センター、体育研究所、医学部スポーツ医学総合センター、システムデザイン・マネジメント研究科、政策・メディア研究科を中心に、新状態での持続可能なスポーツ・運動・身体活動の促進と、SDGs達成に向けた活動の拠点として成り立っています。

身体活動は多くの健康上の効果があることが分かっていますが、不活動な人の増加は世界的な課題となっています。

世界保健機構(WHO)は2018年6月にGlobal Action Plan on Physical Activity2018-2030, (身体活動についての世界行動計画2018-2030, GAPPA)を発表しました。

KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)の目的は、新型コロナウイルス感染症禍の新状態においても、スポーツ・運動・身体活動を基本に、エビデンスが認められている健康増進や身体機能維持を実現し、地域の健康課題解決、未病改善に寄与することです。

2020年度神奈川県大学発事業提案制度に採択され、2021年度は大学のリソースを活用しながらモデル地域で実証し、全県に展開します。

KEIO SPORTS SDGs発足の背景

身体活動には多くの健康上の効果が認められるにも拘らず、世界中で身体不活動者が増加しています。

2018年WHOは、身体活動に関する世界行動計画を発表し、身体不活動者を2025年迄に10%、2030年迄に15%減らす為、4つの行動指針と、どの国でも適用・応用可能なエビデンスのある20の政策措置を提案しました。

これらはSDGsの13の領域と相互連携し、その達成に貢献し得うることが示されています。

また健康やスポーツ分野だけでなく、都市計画・交通・アカデミア等が協力し、社会システム思考にて実施する必要性を強調しています。

これらを踏まえ、KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は、オリンピックのレガシーを契機として、身体活動・運動・スポーツ促進をシステムズアプローチで捉えなおし、SDGsへの貢献に向けて、慶應義塾内の横断的リソースを活用しつつ、多様なステークホルダーと協働する基盤作りを目的としました。