プラス・テンとは

健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)について
健康のために、あと10分 いつもより多くカラダを動かそう
「プラス・テン」とは、今より10分多く体を動かすこと。厚生労働省が2013年3月に策定した「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」で、身体活動増加のためのメインメッセージとして掲げられています。

プラス・テンで健康寿命※1
をのばしましょう!

ふだんから元気にからだを動かすことで、 糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ※2 、うつ、 認知症などになるリスクを下げることができます。 例えば、今より10分多く、毎日からだを動かしてみませんか。

※1「健康寿命」とは?
健康日本21(第二次)では、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」としています。

※2 ロコモ=「ロコモティブシンドローム」とは?
骨や関節の病気、筋力の低下、バランス能力の低下によって転倒・骨折しやすくなることで、自立した生活ができなくなり介護が必要となる危険性が高い状態を指しています。

安全のために

誤ったやり方でからだを動かすと思わぬ事故やけがにつながるので、注意が必要です。

  •   からだを動かす時間は少しずつ増やしていく。
  •   体調が悪い時は無理をしない。
  •   病気や痛みのある場合は、医師や健康運動指導士などの専門家に相談を。

  ふじさわプラス・テン とは

ふじさわプラス・テンってなに?

ふじさわプラス・テンとは、「プラス・テン(普段より10分多く毎日カラダを動かすこと)」を藤沢市で展開しているものです。 ふだんから元気にカラダを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、ガン、うつ、認知症を予防することができます。また、ロコモ(ロコモティブシンドローム:骨や関節の病気、筋肉の低下によって転倒・骨折をし自立した生活ができなくなり介護が必要となること)になるリスクを下げることができます。プラス・テンの取り組みは「健康寿命」をのばすことにつながります。 リーフレットにて、わかりやすくご紹介しております。(クリックすると拡大できます。新しいページが開きます。)

ふじさわプラス・テンは、藤沢市健康増進課と、藤沢市保健医療センター保健事業課と、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科が、2013年の4月からはじめた「藤沢市身体活動促進キャンペーン」です。2013年3月に厚生労働省から出された身体活動指針(アクティブガイド)の主旨に則り、2015年3月までは、健康上特に課題のあった4地区に焦点をあて、カラダを動かすキャンペーンを特に60歳以上の高齢者の方向けに行ってきました。 地域全体(ポピュレーション)に多面的な働きかけを行うことが特徴で、「アクティブガイドを活用した身体活動促進のための地域介入(身体活動コミュニティ・ワイド・キャンペーン)」というプロジェクトとして、研究を進めています。

研究のしくみ

ふじさわプラス・テンの活動は、2014年度厚生労働科学研究、2015年度国立研究開発法人日本医療研究開発機構委託研究に採択され、「身体活動コミュニティ・ワイド・キャンペーンを通じた認知症予防介入方法の開発」として、認知症予防に特に力を入れる形で、発展・展開しています。

この取り組みでは、それまで4地区であった対象範囲を藤沢市全体に拡大し、認知や意図の変化を介して身体活動量が増加するというロジックモデル(図1)に基づいて、集団として身体活動促進をはかります。

  よくあるご質問

アクティブガイドとはなんですか?
「プラス・テン」とは、今より10分多く体を動かすことです。厚生労働省が2013年3月に策定した「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」で、身体活動増加のためのメインメッセージとして掲げられています。
現在、藤沢市に住んでおりますが、ふじさわプラス・テンに参加する方法を具体的に教えてください。
いろいろな形で参加していただけます。藤沢市全体が活動的で健康なまちになっていくことが、この取り組みの目標です。まずは個人での取り組みを始める、あるいは継続していただき、さらには家族や友人、地域の方々と誘い合って体を動かすことを続けることが目標達成につながります。
私の所属する自治会でプラス・テン体操を定期的に行いたいと考えています。体操に必要な動画や曲はどこで入手できますか?
プラス・テン体操の動画・解説書は以下のページで視聴・ダウンロード出来ますので、ご活用ください。