慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 第2回「+10(プラス・テン)のすすめ~+10(プラス・テン)基礎講座&実践編」を開催

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 第2回「+10(プラス・テン)のすすめ~+10(プラス・テン)基礎講座&実践編」を開催

2014年11月19日

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科は、藤沢市健康増進課、藤沢市保健医療財団との共催により、第2回目「+10(プラス・テン)のすすめ~+10(プラス・テン)基礎講座&実践編」を11月19日に藤沢商工会館にて開催しました。
このイベントは、身体活動促進のプロモーション活動の一環として、+10(プラス・テン:今より10分多く体を動かす)の健康上の効果を知っていただき、健康づくりのきっかけにしてもらうことを目的に、本年8月に開催されたイベント「+10 (プラス・テン) 基礎講座 & プラス・テン体操体験」の第2回目となります。

当日は、同大大学院健康マネジメント研究科の小熊祐子准教授がアクティブガイド活用講座「+10(プラス・テン)基礎講座~継続していく仕組みづくり~」を行いました。小熊准教授は、現在藤沢市を対象として行われているアクティブガイドを活用した身体活動促進のための地域介入(コミュニティ・ワイド・キャンペーン)を説明しました。また、生活習慣病・がん・ロコモティブシンドローム・うつ・認知症などのリスクを下げるためにも身体活動は重要であることや、運動習慣を継続していくための秘訣をお話しました(写真1)。継続していくためには、仲間づくりが大切であるとして、プラス・テン体操を周囲に伝えていくことの重要性を強調しました。講座後、参加者の皆様には、プラス・テンのモチーフであるパズルのピースに、ご自身が行う「誰かと一緒に行うプラス・テン」を一つずつ書き出していただきました

(写真1)講義風景
(写真2)プラス・テン体操を行う齋藤義信氏

また、+10(プラス・テン)実践編として、藤沢市保健医療財団の健康運動士で同大学院のOBでもある齋藤義信氏の指導のもと、プラス・テン体操を体験しました(写真2)。さらに、SFC上席研究員(訪問)で同大学院OBでもある飯田健次氏の指導のもと、太極拳八段錦も体験しました(写真5)。

参加者の皆様には、「ふじさわプラス・テン チャレンジ応援カード」をお配りしました。「ふじさわプラス・テン チャレンジ応援カード」には、講座の終了後もご家庭で実践いただける、有酸素運動・ストレッチ体操・筋力増強運動といったふじさわプラス・テンの運動の例が掲載されており、運動を行った日にシールを貼っていただけるカレンダーも付録としてお付けしています。
次回の「第3回プラス・テンのすすめ」は、『定着のための仕組みづくり』と題して、同じく藤沢商工会館で2月18日13時30分から開催予定です。小熊准教授は、「次回までご自身でプラス・テンを実施して、「ふじさわプラス・テン チャレンジ応援カード」にその成果を書き込んでお持ちいただくと、良いことがあるかもしれません。」と、プラス・テンを継続するよう呼びかけました。(写真4)。

(写真3)藤沢市民向けのアクティブガイドと「ふじさわプラス・テンチャレンジ応援カード」
(写真4)受講者の方々のプラス・テンでできたジグゾーパズル
(写真5)太極拳八段錦を行う飯田健次氏

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