慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 「アタマとカラダの健康講座」を開催

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 「アタマとカラダの健康講座」を開催

2015年7月13日

イベントチラシ

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科は、湘南ふじさわシニアネット、藤沢市との主催、公益財団法人藤沢市保健医療財団の協力により、「アタマとカラダの健康講座」を7月13日に藤沢商工会館にて開催しました。本講座は、日本医療研究開発機構研究委託費により、現在藤沢市を対象として行われているアクティブガイドを活用した身体活動促進のための地域介入(コミュニティ・ワイド・キャンペーン)の一環として開催されました。身体活動ともの忘れ予防に焦点をあて、行政と大学、地域団体との協働企画として、専門家の先生の講演・体操の実技・体力測定などを行い、日常生活の中に取り入れていただくものとして開催しました。6ヶ月後にはフォローアップ講座を開催し、希望者に身体活動の効果をチェックしていただく予定です。
当日は、第1部にて本学医学部精神神経科の船木桂氏が講義「もの忘れの予防と対策」を行いました。船木氏は、認知症のしくみと予防に向けた対策方法についてお話しました。

(写真1)湘南ふじさわシニアネット岩田氏・船木氏・小熊准教授
(写真2)プラス・テン体操を行う齋藤氏・高橋氏

第2部では、+10(プラス・テン)実践編として、藤沢市保健医療財団の健康運動士で同大学院のOBでもある齋藤義信氏・同財団の健康運動指導士高橋健氏の指導のもと、プラス・テン体操を体験し、参加者の体力測定を実施しました(写真2)。また藤沢市にて活動しているシニア団体である湘南藤沢シニアネットの協力のもと、iPadを使った認知機能チェックとアンケート調査を行いました。最後に、本学大学院健康マネジメント研究科の小熊祐子准教授より、身体活動を継続するために秘訣をお話いただきました。

参加者の皆様には、「ふじさわプラス・テン チャレンジ応援カード」をお配りしました。「ふじさわプラス・テン チャレンジ応援カード」には、講座の終了後もご家庭で実践いただける、有酸素運動・ストレッチ体操・筋力増強運動といったプラス・テンの運動の例が掲載されており、運動を行った日にシールを貼っていただけるカレンダーも付録としてお付けしています。 また、体力測定の記録用紙、CADiスコアの記録用紙もお渡しし、6ヵ月後にフォローアップ講座にご参加いただく際に、記録を比較できるようにしました。 6ヵ月後のフォローアップ講座は2016年1月28日(木)を予定しています。半年間で身体活動を継続して、体力がどれくらい向上しているか、認知機能に変化があるかをチェックします。

(写真3)体力測定(長座体前屈)
(写真4)体力測定(30秒いす立ち上がりテスト)
(写真5)体力測定の記録用紙

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