「第3弾 ふじさわプラス・テン公開講座」を開催しました
2016年7月6日
7月2日(土)、遠藤地区にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにて、第3弾ふじさわプラス・テン公開講座を開催しました。
藤沢市、公益財団法人藤沢市保健医療財団との主催、公益社団法人藤沢市医師会の後援により実施した本講座には、日頃ふじさわプラス・テンの研究調査にご協力いただいているグループ、各地域の自治会などからの参加を含めて100名を超える方が来場しました。
当日の司会は、ふじさわプラス・テンプロジェクトに携わっている本研究科修士課程2年の柴知里が務めました。
本研究科小熊祐子准教授による開会の挨拶ののち、
鈴木恒夫藤沢市長からご挨拶をいただきました。
いよいよ第1部の特別講演です。医療法人篠原湘南クリニック 理事長篠原裕希先生に「地域で取り組む認知症対策~認知症になっても住み慣れた場所で暮らせる社会を目指して~」と題してご講演いただきました。
篠原先生は、認知症の基本的な概念や、認知症になった人が住み慣れた環境で暮らすための対策などについてお話しされました。
第2部では、慶應義塾大学看護医療学部長 小松浩子教授と同学部矢ヶ崎香准教授によるワークショップ「プラス・テンから創る地域のつながり」が行われました。
まず、同大学大学院健康マネジメント研究科の齋藤義信特任講師のリードでアイスブレイクの「プラス・テンクイズ(○×クイズ)」を行いました。
グループに分かれた参加者は大いに盛り上がりました。
その後、「プラス・テン」への取り組みによって自身が実感した健康効果や、人との関わりについて意見交換をしました。
当日は、同大学院健康マネジメント研究科が行っている地域介入研究にご協力いただいている参加者も多く、身近な人とともに体を動かす楽しさや、運動を継続することで得られる達成感など、ひとりひとりの思いを参加者同士で分かち合う姿が見られました。
ワークショップで出た意見を、グループごとに発表しました。それぞれのグループの意見から、皆さんが体を動かすことに前向きに取り組んでいる様子が伝わってきました。
最後に、同大学院健康マネジメント研究科委員長である武林亨教授が閉会の挨拶をしました。
その後、希望者による「プラス・テン体操」を行いました。藤沢市保健医療財団の鈴木美春運動指導員の指導のもと、キャンパス内の広場に集まった参加者はのびのびと体を動かしました。
当日は暑い一日でしたが、皆さま元気に楽しんでいただけたようでした。多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。