スポーツまつりふじさわ2018で「ふじさわプラス・テン」の体験型イベントを実施しました

スポーツまつりふじさわ2018で「ふじさわプラス・テン」の体験型イベントを実施しました

2018年11月25日

2018年11月11日(日)、秋葉台文化体育館、秋葉台公園球技場、秩父宮記念体育館にて、ふじさわ健康フェスティバル2018の一環として「スポーツまつりふじさわ2018」が開催されました。「スポーツまつりふじさわ」は、スポーツを楽しめる環境づくりの一環として、市民が生涯にわたって多様なスポーツに親しみ、健康で明るい豊かなスポーツライフを実現し、スポーツを楽しめる環境づくりと健康増進に寄与することを目的としたスポーツの祭典です(藤沢市のHPより)。
当日は空がきりっと秋晴れに澄み渡る、秋日和と名がつくほどの上天気で、小さな子供を連れたご家族からシニアの方まで、幅広い年齢層の方々が来場されていました。

写真1 当日の澄み渡る秋晴れ

秋葉台文化体育館の1階では、トランポリンやストラックアウトなど定番のスポーツから、スポーツ吹き矢やラダーゲッターなどのニュースポーツまで様々なスポーツを体験することがき、多世代が一つの場で交流できる貴重な機会になっていると感じました。

写真2 体育館1階の様子

体育館の2階では骨密度測定・体組成測定を実施しているブース、飲酒の適量を展示したブースや栄養バランスのよい弁当の作り方を展示したブースなど、健康に関するブースが多数出展されていました。そのなかで私たちは、iPadを用いた認知機能チェック(CADi2)体験とアクティブガイドやふじさわプラス・テン体操のリーフレットを活用した身体活動促進の重要性について普及啓発活動を行いました。

CADi2は10問の質問に回答していただくことで、現在の認知機能の状態を簡単に検査することができるスクリーニングテストです。この検査は認知症の診断ができるわけではなく、あくまで認知機能の状態を簡易的にチェックするための検査です。検査前は「最近、物の覚えが悪いのよ」、「私、認知症と診断されるのが怖いわ」と心配される方もいらっしゃいましたが、実際に体験された方は「これ楽しいね」、「もっとやりたい」とおっしゃる方もいました。

写真3 CADi2 (Cognitive Assessment for Dementia, iOS version 2)
写真4 CADi2体験の様子

CADi2を体験して頂いた方には、アクティブガイドやプラス・テン体操など身体活動の重要性について併せて紹介させていただきました。体験者の中にはすでにプラス・テン体操に参加されている方もいれば、初めて聞いたという方もいらっしゃいましたが、ぜひ「参加してみたい」との声が多数ありました。

スポーツまつりというイベントだけあって、運動習慣をすでに有している方が多くいらっしゃいましたが、私達研究室のメンバーとしては運動習慣を有していない方にもぜひ身体活動の重要性を広く知ってもらいたく、ご自宅にいらっしゃるご家族にもぜひリーフレットをお渡しくださいとお願いいたしました。

今後も身体を動かすことの重要性について、より一層普及啓発に努めてまいりたいと思います。 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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