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ふじさわプラス・テン

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構の第二回公開シンポジウムに出展しました

2017年3月15日

3月11日(土)、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(以下、AMED)の脳と心の研究課による「脳とこころの研究 第二回公開シンポジウム 「脳を考える」」が都内で開催されました。昨年に引き続き、私達、ふじさわプラス・テン(以下、プラス・テン)プロジェクトはポスターセッションにて「身体活動コミュニティワイドキャンペーンを通じた認知症予防介入方法の開発」の研究について出展しました。

私達の展示ブースには、約1時間で20名程の方々が足を止めて下さいました。ブースでは、研究をまとめたポスターの掲示のみならず、アクティブガイド、小冊子、ニュースレター等の各種資料、介入調査の写真の展示やプラス・テン体操のDVDやプラス・テンの活動の様子をまとめた紹介VTRも上映させて頂き、プラス・テンの情報を提供しました(写真1)。

(写真1:ポスターの掲示と各種資料の展示)

またiPadを使った認知機能チェックには5名の方が体験して下さいました(写真2)。皆さん、初めての体験で最初は緊張気味でしたが、年齢相応の結果で一安心した様子でした。CADi2がフリーダウンロードアプリであることをお伝えすると早速ダウンロードされている方もいらっしゃいました。

(写真2:iPadを使った認知機能チェックの結果報告)

当イベントには、私達の研究のように地域にこれから介入をして行きたいと思っている大学関係者やボランティア活動をしている一般の方、すでに地域の住民の方々と協働して介護予防やフレイル予防のまちづくりに携わっている研究者の方々も参加され、皆さんと情報交換をする機会にもなりました(写真3)。研究参加者の募集の仕方や、引きこもりの住民の方を外に連れ出す方法、デイケアや老人ホームで実施している体操とプラス・テン体操の違いやプラス・テン体操で工夫した点、継続の秘訣等の質問を頂きました。

(写真3:参加者の方々との交流)

短い時間ではありましたが、当イベントは私達の研究の普及のみならず、研究者の方々や認知症予防にご興味のある一般の方々との交流の場としても、貴重な時間となりました。