川崎市における高齢者の暮らし方と健康に関する学術調査の身体活動・身体機能分野を分担
百寿者、超百寿者、スーパーセンチナリアンの研究から健康長寿の要因が一般の高齢者の健康寿命の延伸につながることを改めて検証する必要があります。2008年から東京都心部在住の85歳以上の超高齢者の調査(長寿社会における高齢者の暮らし方に関する学術調査, Tokyo Oldest Old survey on Total Health, TOOTH)を開始いたしました。TOOTH研究では百寿者研究の結果の再現に加え、百寿者研究では実施困難な運動習慣や身体機能、食習慣の調査も行っております。それらの検討を踏まえて、2017年から慶應義塾大学と川崎市との共同実施で、川崎市在住の85歳以上の超高齢者の調査(川崎市における高齢者の暮らし方と健康に関する学術調査, Kawasaki Aging and Wellbeing project, KAWP)を実現した。KAWPは2018年末には合計1,000名以上の川崎市在住の健康な高齢者の方々を始め、川崎市立川崎病院、井田病院、多摩病院の職員の方々のご協力を得て、非常にスムーズに基礎調査を終了いたしました。
学際的な研究であり、慶應義塾内外の多くの部署がかかわっています。その中で特に、身体活動関連では、上記部署が担当し、専門性を発揮するとともに、他の要因との関連などについて検討を進めています。
SDGs
カテゴリー
担当部署
- 研究室:小熊祐子研究室(慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センターとの共同研究)
- メイン担当者:小熊祐子先生、吉田 奈都子(健康マネジメント研究科博士3年)、於(ユ) タオ(健康マネジメント研究科博士課程1年)、その他